・夜中に突然、叫び声をあげる

・金切り声や大声で叫ぶ

・ブルブルと何かに怯えたように震える

・何かにしがみつく

 

などの症状は「夜驚症(やきょうしょう)」の可能性があります。

 

「夜驚症(やきょうしょう)」は脳が休んで深い眠りの時に起こり、目が覚めていないにも関わらず、恐怖の感情をコントロールしている中枢神経が働くものです。

 

夜泣き:浅い眠り時に起こる

夜驚症:深い眠りの時に起こる

 

夜泣きと夜驚症は少し似ているようにも見えますが、起こるメカニズムが異なり、全く違うものです。

 

「夜驚症」は

 

・急に金切り声をだす

・パニック状態を起こす

・顔が赤くなる(紅潮する)

・汗をびっしょりかく

・呼吸が早くなる

・暴れる

・歩き回る(夢遊病)

 

などの特徴があります。

ただし、本人は目が覚めていないので、無理に起こすと逆効果の可能性があります。

おおよそ10分程度で治ることが多く、眠るまで優しく抱っこすると、「夜驚症」の原因である恐怖の感情も和らぎやすくなります。

 

「夜驚症」は思春期を迎える頃には治るとされています。

もし毎日起きている、何度も起きているようであれば、かかりつけ医の相談も必要かもしれません。

 

「夜驚症」は心に不安やストレスを普段から持っている子に起きやすい症状でもあります。

 

原因として、

 

・孤独を感じている(かまってほしい)

・よく怒られる、叱られる

・生活リズムが崩れている

・お父さんやお母さんのストレスを感じている

 

などが考えられます。

小さな子どもも色んなことに敏感です。

でもこれは大人でもそうなのかもしれませんね。

 

対策として、

・優しく抱きしめる

・一緒に遊び、よく話し、甘えさせる

・心から褒める

・相手(子ども)のペースに合わせる

・生活リズムを整える

・まず自分の調子を整えてみる

 

などが効果的でしょう。

 

夜驚症は子どもの症状として有名ですが、大人でも起こっているのかもしれません。

人と人の間で生じる精神的ストレス、社会でのストレス…大人になっても心のストレスは誰しも持つことでしょう。

 

ゆっくり休みを取ったり、一人一人が心を開いて笑顔を増やしていけばストレスは少しでも和らいでいくのかもしれませんね。