トラムセットとロキソニンはどっちが強い?

世界保健機関(WHO)が作った3段階の除痛ラダーによって

 

1段階目 NSAIDsやアセトアミノフェン

2段階目 弱オピオイド

3段階目 強オピオイド

 

と分類されています。

ロキソニン(ロキソプロフェン)は1段階目のNSAIDsに分類されます。

トラムセットは2段階目の弱オピオイドのトラマールと1段階目のアセトアミノフェンが配合されたお薬です。

WHOの分類から見ると、トラムセットの方が鎮痛効果は強いことが期待されます。

 

ロキソニンが効かない腰痛にトラムセット?

ロキソニンは長引く(慢性化した)痛みには使えません。

2週間から1ヶ月を超えて使おうとする場合、そもそも痛みの原因が明確かつ正しいのか、他のお薬を使った方が良いかなどを考える必要があります。

 

腰痛などの骨格系による痛みであれば、トラムセットを少量から処方することはよく行われます。

しかし、トラムセットには肝臓や胃腸系、消化器症状などの副作用も多々見られるため、使用には注意が必要です。

 

トラムセットの飲み合わせ注意・禁忌

<併用禁忌>

モノアミン酸化酵素阻害剤」は作用がさらに強くなること、中枢神経のセロトニンが蓄積することから併用が禁忌になっています。

 

<併用注意>

また、併用が注意となっているものも多く、作用が強まることから併用注意となっているものが、

・オピオイド鎮痛剤中枢神経抑制剤

・三環系抗うつ剤セロトニン作用薬(選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)など)

・リネゾリド

・アルコール

 

代謝酵素が誘導されるため併用注意となっているのが「カルバマゼピン

中枢のセロトニン作用が抑制されると考えられるものが「オンダンセトロン塩酸塩水和物

鎮痛作用を弱める、退薬症状を起こす可能性のある「ブプレノルペンタゾシン

 

作用機序は不明だが

作用を強めるものが「キニジン

ジゴキシン中毒の発言報告のある「ジゴキシン

出血を伴うプロトロンピン時間の延長と抗凝血作用への影響が見られたとの報告のある「クマリン系抗凝結剤