レスタミン軟膏とは

レスタミン軟膏は1952年に発売され、クリーム剤の先がけとなる医薬品でした。

成分は抗ヒスタミン成分の「ジフェンヒドラミン」。 

かゆみ、虫さされ、蕁麻疹、湿疹に使われ、小児(子ども)、妊婦にも安全に使いやすいお薬です。

刺激が弱いので、陰部近くに用いることもあります。

 

口から入れる飲み薬でなく、塗り薬なので、抗ヒスタミン成分に過敏症を持っていない限り、副作用はほとんどありません。

塗り薬「レスタミンコーワクリーム 」

2008年にクリーム剤の概念が生まれたことで、レスタミン軟膏はレスタミンコーワクリームへと名前が変更になりました。

 

レスタミン軟膏とレスタミンコーワクリームの成分に違いはなく。1%(10mg/g)ジフェンヒドラミンが含まれています。

そのため、副作用も変わらずほとんど起こりません。

肌荒れ、手荒れ、虫さされ、あせも、しもやけ、蕁麻疹などのかゆみ全般に使いやすく、妊婦・妊娠中も使いやすいクリームです。

新レスタミンコーワ軟膏は効果倍増でより効く

新レスタミンコーワ軟膏は、成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩)は従来のクリーム・軟膏と変わりませんが、その量が1%から2%へと増え、より効果が高く、効くように設計されています。

 

塗り薬の中でも比較的穏やかな作用なので、妊婦や赤ちゃん、陰部への使用も可能です

「ステロイドは入ってる?」と疑問の声が上がることもありますが、ステロイドは入っていません。

 

かゆみ、かぶれ、あせも、ただれ、しもやけ、虫さされ、湿疹、皮膚炎、じんましんに効果があるとされています。

新レスタミンコーワ軟膏

 

レスタミンコーワパウダークリームは何歳から?

レスタミンコーワパウダークリームはやわらかい製剤で、授乳中や妊婦、赤ちゃん・新生児、幼児、小児、顔、陰部、おむつかぶれにも使えます。

 

これまでに話した、レスタミンコーワ軟膏・クリームは主成分が「ジフェンヒドラミン塩酸塩」でした。

 

レスタミンコーワパウダークリームはさらに

・皮膚の治りを良くする成分(酸化亜鉛10%)

・あせもやただれ、かぶれなどの皮膚の炎症を抑える成分(グリチルレチン酸0.1%)

が含まれています。

※グリチルレチン酸はステロイドではありません(非ステロイド成分)。

 

蚊に刺された時などのかゆみだけでなく、肌を回復させたい、炎症をしずめたい時、特に顔に塗っても効果的なクリームです。

レスタミンコーワパウダークリーム

 

レスタミンコーワクリームで治らないなら「レスタミン石鹸」も効果的

レスタミンコーワパウダークリームで顔のにきびをしずめたい時に、レスタミン石鹸で洗顔して肌を綺麗にすると、顔のニキビや顔ダニにも効果的です。

 

透明レスタミン石鹸の成分は、

・かゆみを抑える成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩)

・汚れや細菌からお肌を守り、体臭やにきびの発生を抑える成分(イソプロピルメチルフェノール)

 

臭いにも効くので、足の臭いやわきがにも使われます。

イソプロピルメチルフェノールは刺激性が弱いので、アトピーや水虫などの周辺の洗浄・殺菌にも使えますが、肌に合わなければ使用は控えましょう。

透明レスタミン石鹸

 

レスタミンコーワクリームが効かないなら「レスタミンUコーワ錠」

レスタミンコーワクリームのような抗ヒスタミン成分の塗り薬は、体内にさほど浸透しないため、ほぼ副作用がありません。(ヒスタミン成分にアレルギーが無ければ)

 

しかし、レスタミン城を口から入れると全く異なります。

クリームでは起きない副作用、リスクが錠剤では生じます。

 

また、妊婦・妊娠中、授乳中、5歳未満の幼児・新生児・赤ちゃんには基本使いません。

授乳中でどうしても使う場合は、授乳を避けましょう。

(母乳を通して乳児の昏睡があったという報告もあります。)

 

健康な成人であれば、レスタミンの塗り薬と飲み薬の両方を併用しても問題ないですが、長期連用するものではありません。

レスタミンUコーワ錠

 

レスタミンコーワ糖衣錠の効能・副作用

レスタミンコーワ錠とレスタミンコーワ糖衣錠の特徴的な違いは飲みやすさです。

「糖衣」の名前の通り、薬の表面を白糖でコーティングし、苦みや臭いを抑えています。

 

特に錠剤の苦みや臭いに苦手意識が無ければ、レスタミンコーワ錠の方が効果的です。

(抗炎症成分のグリチルリチン酸二カリウムがレスタミンコーワ錠に含まれているが、レスタミンコーワ糖衣錠には表記なし)

 

レスタミンコーワ錠とレスタミンコーワ糖衣錠はどちらも「ジフェンヒドラミン塩酸塩」を含み、眠気の副作用があるので、飲み方・飲むタイミングは寝る前がもっとも安全です。

レスタミンコーワ糖衣錠

 

長期連用で飲みすぎると、昼間の集中力の低下や日中の眠気などの副作用が強く出てくることがあるので、およそ1週間〜10日くらいで治らない、効かないのであれば、病院での受診をおすすめします。