花粉症に効くと話題のナリルチン。
そんな中でも最も話題となっているのが、じゃばら。
ナリルチン含有量が多い食べ物・果物
1個あたりのナリルチン含有量がじゃばらは991mgです。
他のナリルチンを含む果物、
いよかん 224mg
グレープフルーツ 194mg
温州みかん 46mg
すだち 16mg
と比べても、数倍から数十倍のナリルチン含有量です。
特にナリルチンは11月が旬で最も多いとされています。
旬でなくても、ナリルチン含有量はじゃばらが群を抜いています。
じゃばらの果汁よりも皮におよそ13倍多くナリルチンが含まれている。
じゃばらそのもの(果物)だけでなく、
・じゃばら果汁
・じゃばらパウダー
・じゃばらサプリ
・じゃばら酒
と飲料からサプリまであらゆるじゃばらが販売されています。
じゃばらのナリルチンは加熱に強い?
ナリルチンは以下のような構造式をしています。
パッと見て「あぁそうか。」と思えるのは
かなり専門的に化学に触れている人くらいでしょうか。
加熱に対する結論から言うと
「抽出して精製したものは特に加熱に対して安定」です。
ナリルチンはフラボン類と言う部類に分けられます。
これまた専門的な言葉なのですが。。。
つまり、低分子物質(=安定物質)です。
酵素やタンパク質だと、不安定で加熱に負けることが多いです。
ただし、ナリルチンは低分子物質でもあり加熱にさほど弱くはありません。
ナリルチンを多く含むのは大方果物で、
・サプリ
・ジュース
・酒
といった状態で出回っているので、そのまま召し上がる方が良いですね^^
じゃばらの良い効果とリスク
花粉症の症状が出ている一般の方向けに
じゃばらの成分を含むカプセルを飲む調査が行われています。
対象者は143人で期間は15日間。
そのうちの67%およそ94人は改善効果を感じています。
67%も!と感じる人もいれば
67%しか…と感じる人もいる中途半端な数字かもしれません。
ただし、15日という限られた日数、
対象者が他の薬を使っているなども考慮に入れると、効果はより高いと考えられます。
<注意!!>
じゃばらは
「アレルギー誘発成分が取り除かれているか」
のチェックが必要です。
じゃばらの果皮は体に良い成分が含まれる一方で、リスクもあります。
リスクもありますが、
きちんと精製されているものは大丈夫です。
じゃばらに口にする前に、安全性の確認をして頂ければと思います。^^
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