ロキソニンとは〜病院・薬局の医療用からOTC(市販)へ

ロキソニンは炎症や痛みをしずめる主成分「ロキソプロフェンナトリウム」が含まれた医薬品で、第一三共で発売された後にジェネリック(後発医薬品)がいくつも販売されています。

 

もともと医療用のみで使われていたロキソニンですが、2011年にロキソニンSが発売されて以降、市販で手に入るようになりました。

 

医療用医薬品のロキソニンは

・ロキソニン錠 60mg

・ロキソニン細粒 10%

の2つが用いられ、前者のロキソニン錠と同じものが「ロキソニンS」または「ロキソプロフェン」として販売されています。

現在ではロキソニン=ロキソニンSとなり、他にもロキソプロフェン、ロキソプロフェンNa錠60mg、ロキソマリンなどが続々と発売さていますが、有効成分に違いはありません。

 

値段は先発医薬品のロキソニンSよりもロキソプロフェンなどのジェネリック(後発医薬品)の方が安いので、お財布にやさしいのは市販(OTC)のロキソプロフェンですね。

 

医療用・調剤薬局ロキソニン処方箋の用法・用量では、市販ロキソニンは1日2回に対し、1日3回と多くなることもあります。

 

もちろん1日2錠より3錠の方が効き目が強いことが予想されますが、個人差もあるので、もしロキソニンの使用量を増やしたいと思う時にはまず受診してみてくださいね。

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ロキソニンSとロキソニンSプラスの違い

ロキソニンSは有効成分は炎症や痛みをしずめる成分(ロキソプロフェンナトリウム水和物)のみとなっていますがロキソニンSプラスではさらに胃の粘膜を守るはたらきのある成分(酸化マグネシウム)が含まれています。

 

ロキソニンSとロキソニンSプラスの違いはこの胃を守る成分が含まれているかどうかの違いです。

もし「胃が弱い」「ロキソニンで胃が荒れた経験がある」場合はロキソニンSプラスの方が良いでしょう。

 

ロキソニンSとロキソニンSプレミアムの違い

ロキソニンSプレミアムは炎症や痛みをしずめる成分(ロキソプロフェンナトリウム水和物)に加え、

 

・痛みをおさえる効果を高める成分(アリルイソプロピルアセチル尿素)

・痛みをおさえる効果を助ける成分(無水カフェイン)

 

が含まれています。そのため、ロキソニンSプレミアムはロキソニンSや市販ロキソプロフェンよりも痛みをおさえる効果が強いと期待できます。

 

また、ロキソニンSプラスと同じように胃の粘膜を守る成分(メタケイ酸アルミン酸マグネシウム)が含まれているので、安心して使える医薬品です。

 

ロキソニンテープ・パップ・ゲル・錠剤の違い

ロキソニンは錠剤だけでなく、テープ、パップ、ゲルも販売されていますが、錠剤と異なりテープやパップ、ゲルは局所的に、痛いところをピンポイントで狙って使うことができます。

ロキソニンテープはパップよりもはがれにくく、また皮膚からの吸収率が良い傾向があり、強い効き目をのぞんでいるならば、テープの方が良いでしょう。

ただし、皮膚がかぶれやすい人はロキソニンSパップの方が良いでしょう。

炎症や痛みをしずめる成分(ロキソプロフェンナトリウム水和物)の吸収はロキソニンテープよりも劣りますが、肌にはやさしいです。

もしもロキソニンSパップでもかぶれる場合には、ロキソニンSゲルの方が良いでしょう。

ロキソニンSテープとロキソニンSゲルでは、ロキソプロフェンナトリウム水和物の分量はさほど変わらないため、水や汗で洗い流してしまわない限り、テープと同じくらいの効き目を期待できます。