エンペキュアとフェミニーナ軟膏Sの違い

エンペキュアとフェミニーナ軟膏は基本的に成分が似ています。

特にかゆみをしずめる成分(リドカイン)、雑菌の発生を抑える成分(イソプロピルメチルフェノール)は成分量まで同じです。

 

エンペキュアとフェミニーナの違いは

・フェミニーナの方がかゆみを抑える成分(ジフェンヒドラミン)が多く含まれている。

 

・エンペキュアの方が肌の再生を促す成分(トコフェロール酢酸エステル)が多い。

・エンペキュアにはフェミニーナには含まれていない炎症をしずめる成分(グリチルレチン酸)が含まれている

ことがあげられます。

フェミニーナの方が有効成分が多く、値段が高いことも特徴的です。

 

フェミニーナが効かない場合にエンペキュアを使うことで効き目が良くなる可能性もあります。

特に炎症を持っている症状では、エンペキュアの方が効果が高いことが期待できますね。

ただし、症状が緩和しない場合はまず受診しましょう。

エンペキュアとフェミニーナの成分・効果・値段比較資料

「フェミニーナ軟膏の成分」100g中(小林製薬)

リドカイン 2g 「麻酔作用でかゆみをしずめる」

イソプロピルメチルフェノール 0.1g 「雑菌の発生を抑える」

ジフェンヒドラミン塩酸塩 2g 「かゆみの発生を抑える」

トコフェロール酢酸エステル 0.3g 「肌の新陳代謝を高める」

 

効果・効能

かゆみ、かぶれ、湿疹、虫さされ、皮ふ炎、じんましん、あせも、ただれ、しもやけ

フェミニーナの詳細を見る

 

「エンペキュアの成分」 100g中(佐藤製薬)

リドカイン 2g 「麻酔作用でかゆみをしずめる」

イソプロピルメチルフェノール 0.1g 「雑菌の発生を抑える」

ジフェンヒドラミン 1g 「かゆみの発生を抑える」

トコフェロール酢酸エステル 0.5g 「肌の新陳代謝を高める」

グリチルレチン酸 0.5g 「炎症をしずめる」

 

効能

かゆみ、かぶれ、湿疹、皮膚炎、じんましん、あせも、ただれ、虫さされ、しもやけ

エンペキュアの詳細を見る

 

カンジダにエンペキュア・エンペシド軟膏は使わない

エンペキュア、フェミニーナ軟膏Sはカンジダ症、トリコモナス症等の原因によるかゆみは本剤では治療できません。

 

初めてカンジダにかかった場合、まず受診することとなっています。

再発の場合に薬局ではなくドラッグストアなど市販で買える一般医薬品には

「エンペシドL」

「フェミニーナ膣カンジダ錠」

「メンソレータムフレディCC膣錠」

「メディトリート」

といったものがあります。

 

これらは全て「第一類医薬品」に分類され、市販で手に入る医薬品の中でも取り扱いに注意が必要なものなので、薬局での指導や添付文書をよく読んで使ってください。

 

また、カンジダ治療薬を使用中、エンペキュアやエンペシド軟膏Sは併用しないこととなっているので、注意してくださいね。

エンペキュアは男性が使っても問題ない?

エンペキュアはステロイドは含まれておらず、他の皮膚疾患用薬にもよく用いられている5つの成分、

 

・非ステロイド成分(炎症を止める)

・非ヒスタミン成分(かゆみを止める)

・局所麻酔成分(痛みかゆみを止める)

・殺菌成分(菌の繁殖を防ぐ)

・組織修復成分(皮膚の再生を助ける)

 

が含まれています。

比較的やさしめの成分で、デリケートゾーンのために作られた医薬品でもあるため、刺激は極力おさえられています。

その他のかゆみやかぶれにも効果は期待できますが、症状がひどい場合は一般医薬品による対処ではなく、受診してくださいね。