[char no=”6″ char=”ちゅうい”]他の薬剤(一般用医薬品・医療用医薬品問わず)を使っている場合、なるべく併用を避けましょう。

担当のお医者さんとの相談を強くおすすめします。[/char]

カロナール300の市販・通販はある?カロナール200,カロナール500との違い

カロナールという名前で一般医薬品は販売されていません。(4/27)

ただし、カロナール300と同じ成分(アセトアミノフェン)を含む市販薬が「タイレノール」という名前で販売されさています。

 

タイレノールの市販成分はカロナール同様、アセトアミノフェンですが、カロナールはカロナール200、カロナール300、カロナール500とアセトアミノフェンの含有量(mg)によって区分されています。

年齢や性別・症状などを考慮して、お医者さんは使い分けます。

 

タイレノールはカロナール300(1錠あたりアセトアミノフェン300mgを含む)にあたります。

カロナール200を子供・幼児に用いることはありますが、タイレノールは15才以下には服用しない。となっているのでご注意ください。

(タイレノールのアセトアミノフェン含有量が子供・幼児には多すぎるため)

 

カロナールを子供に使うことはあるが、タイレノールは大人のみに使う。

ここがカロナールとタイレノールの大きな違いです。

 

カロナール・タイレノールの成分であるアセトアミノフェンはロキソニンと比較して胃にやさしく、胃痛を起こしにくいのも特徴です。

一方で、アセトアミノフェンはまれに肝機能障害を起こすため、肝臓を弱めている方は服用する前にまず病院で相談することをおすすめします。

子ども・幼児には小児用バファリン、バファリンルナ

もし15才以下の子ども・幼児に使用したい場合、「小児用バファリン(バファリンc2)」または「バファリンルナj 」を用います。

この2つはタイレノール・カロナール300と比較して1錠あたりのアセトアミノフェン含有量が少なく安全性が高いからです。

 

バファリンルナj1錠のアセトアミノフェン含有量は100mg。

小児用バファリン(バファリンc2)1錠のアセトアミノフェン含有量は33mg。

 

より慎重に使いたい場合、アセトアミノフェン含有量が少ない、小児用バファリン(バファリンc2)の方が適しているでしょう。↓

 

なるべく飲む個数を減らしたい場合は、バファリンルナj の方が使いやすいです。↓

 

女性や子供、小学生・中学生・高校生によく使われます。

購入時の記載の用法・用量に注意されてください。

 

カロナールの効果、服用・投与間隔

カロナールは以下のような病名に適応効果があるとされています。

頭痛・耳痛・症候性神経痛

腰痛症・筋肉痛・打撲痛・捻挫痛

月経痛(生理痛)・分娩後痛

がんによる疼痛

歯痛・歯科治療後の疼痛・変形性関節症

 

ただし、治療するお薬ではなく、症状を和らげる対症療法なので、症状が改善されてもしっかりと休養を取りましょう。

 

通常,成人にはアセトアミノフェンとして、1回300~1000mgを経口投与し、投与間隔は4~6時間以上とされています。

また、年齢や症状により適宜増減しますが、1日総量として4000mgが限度です。

空腹時の投与は避けさせることが望ましいです。

急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の解熱・鎮痛に用いる場合

一般成人はアセトアミノフェンを1回300~500mgを頓用します。

なお、年齢,症状により適宜増減しますが、原則として1日2回まで。

 

1日最大1500mgを限度としています。

また,空腹時の投与は避けさせることが望ましいです。

小児科領域(子供・幼児)における解熱・鎮痛に用いる場合

通常、幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回10~15mgを経口投与し,投与間隔は4~6時間以上となっています

なお、年齢,症状により適宜増減しますが、1日総量として60mg/kgを限度としています。

ただし,成人の用量を超えないように注意が必要です。

また,空腹時の投与は避けさせることが望ましいです。

 

「小児科領域における解熱・鎮痛」の効能又は効果に対する1回あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして500mg,1日あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして1500mgです。

カロナールの有効期間・血中濃度の推移

「カロナール錠200」2錠を用いた血漿中(けっしょうちゅう)アセトアミノフェン濃度推移が計測されています。

(カロナール錠300(タイレノール)も同様な挙動を示すとされている。)

 

およそ1時間以内には血しょう中アセトアミノフェン濃度は最高値に達します。

およそ2〜3時間で半分程に薄まり、12時間でほとんど血液から消失します。

 

投与間隔として推奨されている4〜6時間辺りには、アセトアミノフェン濃度が最高値の半分以上は消失していることになります。

 

早くて1時間くらいで効果が得られ、2〜6時間辺りにはカロナールの効果が発揮されます。

カロナールの副作用、眠気や運転前の服用は大丈夫?

カロナールは、眠気を起こしにくいと言われています。

ただし、個人差もあるので、運転をしない時に試す方がより確実です。

 

臨床研究その1

成人患者にカロナール錠200を1回2錠投与して1日の投与は3回まで。

内科領域では感冒による発熱及び頭痛,耳痛,咽頭痛等を有する18~69歳の患者計55例に、38℃発熱時又は疼痛発現時に服用させた。

 

結果

効果が得られたのは

解熱で71.4%(15/21)

鎮痛で70.6%(24/34)

副作用は3例(5.5%)で軽度のむかつき,中等度の唾液分泌,軽度の眠気。

 

臨床研究その2

歯科領域では歯痛、抜歯後疼痛を有する16~69歳の患者計32例で、疼痛発現時に頓用させた。

 

結果

有効以上が59.4%(19/32)

やや有効以上では90.6%(29/32)であった。

 

副作用は2例(6.3%)で,軽度の頭重感,軽度の胃部不快感であった。

 

また、効果発現時間

12例で15分(37.5%)

22例で30分(68.8%)

28例で60分(87.5%)であった。

 

なお,痛みの再発がみられたものは48%

再発時間から推測すると、鎮痛効果は2~6時間持続していると考えられる。

 

全体の有効率では66.7%(58/87)

副作用と思われる自覚症状が5.7%(5/87)認めらています。

 

この副作用は治療を必要としたものではなく、その場限りで処置もなく時間経過のみで改善されています。

重大な副作用が起こるとしたら。。。

カロナールは以下の重大な副作用が起こりうると言われています。

 

・アナフィラキシーショック

・中毒性表皮壊死融解症

・喘息発作の誘発

・劇症肝炎・肝機能障害

・顆粒球減少症

・間質性肺炎

・間質性腎炎

 

これらは通常、成人が正しい用法・用量で服用していればほぼ起きません。

しかし、高齢者・妊婦・産婦・授乳中・新生児などでは副作用が生じる恐れがあるので控えましょう。

 

効果を発揮させようと、過剰に投与した場合

⇨ 腎臓、肝臓、心筋の壊死

 

他のアセトアミノフェンを含む総合感冒剤や解熱鎮痛剤等の配合剤の併用

⇨ 肝障害

 

これらの問題を発生する可能性もあるので、慎重に取り扱いましょう。

カロナールとの併用・相互作用・飲み合わせの注意

原則、自分でお薬を使う場合は1度に1種類が最も安全です。

併用する場合は(特に医療用医薬品)お近くの薬局や病院で相談されることを強くおすすめします。

 

カロナールは他の消炎鎮痛剤との併用は避けましょう。

(例:NSAIDs等、非ステロイド薬、ロキソニン、第一三共のルルなど)

肝臓に大きなダメージを与えてしまう可能性があります。

 

また、以下の名前(成分名など)が付くものとの併用には注意しましょう。

 

1 リチウム製剤(炭酸リチウム)

⇨ リチウム中毒を発生させうる

 

2 チアジド系利尿剤(ヒドロクロロチアジド等)

⇨ 利尿剤の作用が弱まる

 

3 アルコール、お酒の飲酒

⇨ 肝不全を起こしうる

 

4 クマリン系抗凝血剤(ワルファリンカリウムまたはワーファリン)

⇨ クマリン系抗凝血剤が効きすぎる

 

5 カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、プリミドン、リファンピシン、イソニアジド

⇨ 肝障害を生じやすくする

 

6 抗生物質、抗菌剤

⇨ 過度の体温低下を起こしうる

 

カロナール300同等成分のタイレノールAの価格を見る 

 

参考文献・添付文書

・あゆみ製薬株式会社製造販売 カロナール添付文書

・東亜薬品株式会社製造販売 タイレノール添付文書

・ライオン株式会社製造販売 バファリンルナj 添付文書

・ライオン株式会社製造販売 小児用バファリンCII 添付文書