[char no=”6″ char=”ちゅうい”]高齢者や医師の治療を受けている場合、主治医に相談してください。
妊娠または授乳中の場合、原則、使用しないでください。
必要があれば、主治医とご相談ください。[/char]
アレグラ&アレジオン&アレギサールの効果と違い・比較
アレグラ&アレジオン&アレギサールは花粉症などの季節性のアレルギー性鼻炎におすすめされるお薬です。
風邪による急性鼻炎には用いません。
花粉・ハウスダスト(室内塵)などによる
・鼻のアレルギー症状の緩和
・鼻水
・鼻づまり
・くしゃみ
に対する効果が主に期待され、使用されます。
ただし、対症療法であり、アレルギーそのものを撃退するお薬ではありません。
さらに、以下の症状に用いられることもあります。
・蕁麻疹(じんましん)
・湿疹(しっしん)
・皮膚のかゆみ
・喘息(ぜんそく)
[char no=”6″ char=”ちゅうい”]アレグラはじんましん・皮膚疾患などに対する効果が市販薬では記載されていません。(4/24)[/char]
フェキソフェナジン・エピナスチン・ぺミロラストカリウム・ペラミストンとの違いは?
<それぞれの成分>
アレグラ:フェキソフェナジン塩酸塩
アレジオン:エピナスチン塩酸塩
アレギサール:ぺミロラストカリウム
市販薬名 | 医療用医薬品名 |
---|---|
アレグラ | アレグラ |
アレジオン | アレジオン |
アレギサール | アレギサール ペラミストン |
市販薬名や医療用医薬品名、成分名での違いがありますが、上記で対応しているものであれば、原則、同じものです。
明らかな違いが見られるのはお薬の使用・服用の時間タイミングです。
アレグラ&アレジオン&アレギサールの服用・副作用の違い・比較
アレグラ・アレジオン・アレギサールの用法・用量について示したものが以下の表です。
アレグラ![]() | アレジオン![]() | アレギサール![]() | |
---|---|---|---|
1回量 | 1日2回 | 1日1回 | 1日2回 |
服用 | 朝夕 | 就寝前に 水かぬるま湯で | 朝食後と 夕食後 |
15才以上 | 1錠 | 1錠 | 1錠 |
15才未満 | 服用しない | 服用しない | 服用しない |
アレグラは
・眠気が少ない
・口が渇きにくい
という特徴があります。
アレギサールも口渇・眠気が少ないとされています。
(抗ヒスタミン・抗コリン作用を持たないため)
一方でアレジオンについては
「乗り物または機械類の運転操作をしないでください」
との使用上の注意があります。
アレジオンは日中にお薬を飲み忘れる方には向いているかもしれません。
就寝前に服用すれば、日中の活動の質を低下させにくいです。
一方で、眠気・口渇といった副作用のないアレグラとアレギサールですが、推奨される服用のタイミングが異なります。
アレグラは花粉症の症状が出ている人向き。
アレギサールは予防での使用向きです。
アレギサールは抗ヒスタミン作用がなく、効果を発揮するまでに少し時間がかかり、遅れて効果を発揮する予防薬です。
そのため、花粉が飛散する1〜2週間前から服用すると効果的です。
花粉症・アレルギーの注意時期
花粉やアレルギーが出やすい時期・原因はこちら。
スギやヒノキによる花粉症は3〜5月が主なシーズンですが、イネやヨモギによる花粉・アレルギー症状も油断はできません。
秋は風邪かと思ってたら、実はハウスダストによるアレルギー症状だったということもあります。
アレルギーというくくりならば、2月〜10月あたりは注意しておいた方が良いでしょう。
アレグラ・アレジオン・アレギサールの使用方法・併用・相互作用
アレギサールを花粉の飛散に備えて、または予防のために処方する。
症状が出たらアレグラ・アレジオンにより対応。
服用回数を1日1回にしたいなら、就寝前にアレジオン。
朝・夕方どちらの服用も忘れず服用できるならアレグラ。
アレグラは空腹時でも服用して良いので、比較的使いやすいお薬です。
アレグラ・アレジオン・アレギサールの併用は控えた方が良いでしょう。
・眠気やだるさ、頭痛・頭重感
・口の渇き・吐き気や腹痛
・発疹・肝機能値の異常
などが副作用として生じる可能性があります。
用法・用量を守っていれば、ほぼ起きない症状です。
予防としてアレギサールを使っておく。
症状が出たらアレグラまたはアレジオンを使う。
など時間・タイミングで使い分けておけば、副作用は出づらいです。
お薬の併用を考えるよりも
1 外出の際はマスクの着用
2 メガネをつけて目を守る、目を洗う
3 うがい、手洗い
4 外で着た服はすぐに洗濯
5 室内の空気清浄
6 こまめな掃除、掃除するときはマスク着用
などの対策を考えた方が良いと思われます。
さらに、テレビでも話題となったじゃばらパウダーという新しい花粉症対策の手がかりが生まれました。
それが「じゃばら」です。
じゃばらパウダーの花粉症対策効果
もちろん、個人差はあると思います。
基本的に果物由来なので、じゃばらに対するアレルギーがない限り、お薬のように副作用が出ることもありません。
ただし、果皮をそのまま食するとアレルギーが出る人もいるようなので注意してください。
きちんと精製されたパウダー、サプリ等であればアレルギーが出ることはほぼ無いでしょう。
(100%という言葉は使わないですが。。。)
じゃばらは花粉症・アレルギー対策としてローリスク・ハイリターンの可能性を秘めています。